これは昨年６月の事です。自宅の玄関の鍵は今迄何度も掛けにくくなり、その度に鍵本体とストライク(受け金具)を自分で掃除して解決していました。しかし今回は掃除しても駄目でした。鍵だけはスムーズに回るのですがストライクにぶつかってしまい閉まらないのです。ドアを上に持ち上げながら鍵を回すと何とか掛けられるので 毎回気合いを入れてやっていましたが、とうとう右手が痛くなってしまいました。 鍵のトラブルに対応する会社に電話をしたら 鍵の交換を勧められました。webで調べたら今のディンプルキーのシリンダー錠に交換してもらうのには何万円もかかります。とても防犯効果がある様なので換えたい所ですが、残念ながら無理なのでＤＩＹで直せないかとYouTubeを見たら…。ありました！ 何度も見てからチャレンジです。 鍵の受け金具(ストライク)は2本のネジで止まっています。それを少し緩めると上下左右に微調整出来るそうなのです。 早速元の場所がわかる様にマスキングテープで四隅にしるしをつけました。それからネジがしっかり締まっている状態なのか確認してから ストライクが動かせる状態になる迄、上下交互に少しずつ緩めていきます。少しずつしないとストライクの裏側にある当て板が外れて落ちてしまい固定出来なくなるということで慎重に行います。 ストライクが動いたので 先ず高さを鍵の位置に合わせましたがまだ駄目でした。外側に扉がずれている様なので ストライクを外側に少しずつ動かして閉まるかどうか確認する事を3回、やっと鍵がスムーズに掛けられる様になりました。後はマスキングテープを剥がして、ネジをしっかり締めて…。調整完了しました。 緊張しましたが、そんなに難しくはありませんでした。ネジを緩めるのもストライクの位置を調整するのも 少しずつすれば大丈夫です。後数年はこの鍵に頑張ってもらいたいと思います。