職場や日常生活の中で、他人の口臭に気づくことがあるかもしれません。その際、まずはその人に対して思いやりを持ちつつ、自分自身の口臭についても考える良い機会になったと思います。「人の振り見て我が振り直せ」じゃないですけど、人のことばかり気にして、自分の口臭に無頓着でいると、今度は自分が他人に不快な思いをさせてしまう可能性があります。そうならないためにも、人からの気づきって、大切なんだなとしみじみ思いました。
ある日、私は仕事から帰宅し、玄関前で「やっと帰ってきたー!」とバッグに手を伸ばすと、家の鍵が見当たらないのです。いつもは決まった場所に入れているのに、今日はどうしたことか、まるで鍵が自らの意思で逃げ出したかのように見つからないのです。焦りながら、もう一度バッグを漁りました。車の中も、座席や下を探しました。どこを探してもありません。夫に電話し、「鍵が見つからない!」と叫ぶと、夫もすぐに帰宅。夫の鍵で家の中に入れました。そして、2人で、リビング、キッチン、玄関と、家中をくまなく探しました。ソファの下、テーブルの上、果てはトイレの中まで、ありとあらゆる場所をチェックしましたが、鍵は見つかりません。私たちは次第に「鍵探し大会」のような雰囲気になり、鍵はまるで、海賊が宝を探しに行くかのようでした。「もしかして、外に落としたんじゃない?」と夫が言い出しました。そこで、私たちは外に出て、庭や車の周りを探し始めました。ご近所さんが、私たちの様子を不思議そうに見ていましたが、私たちはそれどころじゃありません。とにかく必死でした。仕事場にも何度も行きましたが、どこにも落ちていないのです。その日は諦めて、次の日また探すことにしました。私のキーケースは、夫の実家の鍵もついていて、次の日には、義父も一緒に探しに行くことに…。申し訳ない気持ちでいっぱいでした。時間が経つにつれて、みんな、諦めモードに入っていました。最初は「あそこにあるんじゃないか?」など、希望を持って探していたのですが、鍵がないことに、会話もなくなり、みんな無言になって探していました。結局、家の中も外も探し尽くした私たちは、疲れ果てて家に戻ることにしました。帰ってきて、もう一度自分の車の中を見て、ダッシュボードに目をやると、なんとそこに家の鍵が乗っていたんです!!「えっ、なんでぇぇぇ?!」と私はシャウト!!「絶対誰かが一回盗んで、またここに戻ただろー!!」というくらい不思議でした。義父には、恥ずかしくて、目も合わせられませんでした。どんなに近い場所でも、しっかりと確認しないといけないなと思いました。