私が以前勤めていた会社は県外に支店があり、そこで月一度会議をしていました。
会議に出たあと、何人かで呑みによく行っていました。
鍵を無くした日も呑みに行っていました。
呑みのグループの中にめちゃくちゃ酒の強い先輩がおり、その日はその人にすごく呑まされました。
帰りの新幹線に乗るときの記憶が曖昧で、気づけば降りる駅のホームの椅子で寝ておりました。
その後気持ち悪くなり、トイレに行き、吐いたあと、はっとなり鞄が無いことに気づきました。
鞄の中にはパソコン、財布、家の鍵が入っています。死活問題です。
駅員さんに話をしその新幹線の最終着駅に連絡入れてもらったところ最終着駅に保管されていました。
送ってもらうとなると2日後になると言われ、次の日電車に乗って取りに行くことにしました。
ただ、家の鍵が無いため家に入れません。時間も23時を過ぎています。
大変申し訳なく思いながら借りているアパートの大家さんに連絡し、合鍵であけていただくことになりました。
その日はそれで鍵が空いたので家で眠ることが出来ました。
次の日、鞄をとりに電車へ乗りました。財布もないので友人に連絡しお金を借りようとしたところ、なんと付いてきてくれました。
片道2時間もかかるのに。
そしてなんとか鞄を受け取り、帰宅しようとしたところ、鞄の中に家の鍵が入っていなかったのです。
結局、鍵の交換費用などが重なり、鍵や財布、鞄を受け取るために3万円の出費が必要になってしまいました。