私が鍵のトラブルにあったのは家の玄関でのことです。 実家をはじめて出て、友達と一緒に暮らし始めた頃 引っ越しの為に仕事のお休みを2日間もらい、一緒に住む友達と食器や家具を揃えたり 日用品などの買い出しにいって2日間過ごしました。 そして、お休みを終えた次の日仕事に出かける時に事件は起きました。 その日は友達が先に家を出て、私は友達の少しあとに家を出るといったかんじだったのですが、 私が家を出ようと鍵を開けても開きません。 セキュリティの為に2つ鍵がついており、一つは防犯性の高い特殊な鍵だったため 私の開け方が間違っているのかなと思い、2つの鍵を横にしたり縦にしたり色々な組み合わせで 試したのですが、ドアはびくともしません。 なんでだろうと原因を考えたところ、1つの鍵が空回りしていることに気が付きました。 通常左右に90度ずつしか動かない鍵が、360度ぐるぐる回る状態でした。 これでは開くはずもなく、完全に家の中に閉じ込められてしまいました。 すぐに不動産屋に連絡しましたが、朝早かった為連絡が取れず 仕事に行くはずだった私はかなり焦ったし、閉じ込められている状態にとても不安で心細かったのを今でも鮮明に覚えています。 結局そのあと不動産屋が来てくれたのは2時間半後で、鍵は前の住人が壊したまま 私達が入居する時も壊れた状態だったという事が発覚しました。 この不動産屋はかなり仕事が雑で、入居時部屋の電気は切れっぱなし、網戸は壊れている ハウスクリーニングで剥がされた壁紙やその時使った工具なども置きっぱなしと かなりやばい感じだったのですが、まさか鍵まで潰れているとは。と驚きが隠せませんでした。 その後、特殊な鍵だった為なおるのに2週間もかかりました。 ちゃんと点検していなかった不動産屋への怒りと引っ越してきた日に確認しなかった自分への反省で良い学びになりました。 では、なぜ引っ越してきて2日間私達は気づかなかったのでしょう。 それは、鍵が家の中の部分は壊れていたけど、外の部分は壊れておらず 外からは開け閉めできて、中からは出来ない状態だったからです。 2日間私と友達はずっと一緒に移動していたため、外から閉めてどちらかが中から開けることがなかったため 気づくことができませんでした。 また、家に入って鍵を締めた時も360度回っていることに気づかず 閉めれているつもりだったからです。 なので事件が起きた日、先に出た友達が外から鍵を閉め 私は中に閉じ込められてしまいました。 この経験をした今、引越し当日に床や壁の傷等だけでなく鍵などが壊れていないか等 隅々までしっかり確認することが大事だと学びました。 あとは、不動産屋選びもかなり重要ですね。 かなり苦い思い出ですが、体を張って学べてよかったとおもいます。