鍵のトラブルが起きたのは、今から3年前の夏のことです。地元を離れて、大学に通っていた時に借りたアパートに、友達が遊びに来ていました。
その友達は、社会人をしていました。そのため、家を出るタイミングが私と別だったので帰る時は、鍵をかけて外にあるポストに入れて置いてねと言って家でお別れをしました。その友達は、昼過ぎに起きて、家を出てから、鍵をかけて、ポストに入れて置いたよとLINEをしてくれました。私は、完全にポストに入れてくれていると信じ、安心しました。ですが、私は医療系の大学に通っていたため、朝から学校に行き、家に帰るのは、夜の7時くらいでみっちりの生活をしていました。帰ると、入れて置いたよと言っていたポストを開けてみると、郵便物しか入っていませんでした。ですが、友達は確かにポストに入れて置いたよと言っていました。さすがに、家の中にある小さいポストに入れ込んでいないだろうなと思い、おそるおそる覗き込んでみると、そこには、鍵と無くさないように付けておいた少し大きめのぬいぐるみが入っていました。手ではさすがに取れない深さだったので、長いものを探しに行きましたが、それでもとれず、同じマンションに住んでいた高校時代からの友達に頼み込んで手伝ってもらいました。2人がかりでもとれず、最終的にはマンションのオーナーさんから鍵の修理会社に電話して頂き、1時間かけて家の鍵を開けていただきました。もちろん、スペアキーは作っていなかったので、このようなことが起きてしまいました。また大きな代償だったので、思った以上にお金も支払いました。一つの友人の行動でこのようになったことはとても悔しかったですが、今となってはいい思い出です。